tamagototunaのブログ

過去に2回逮捕され、拘置所も経験しすれすれ刑務所は免れました。どうして2回も逮捕されたのか、思い出しながら綴っていきます

私が2回も逮捕された理由をどうやって話していこう~詐欺編~

前回は大まかな流れについて書いてみましたが、本日から2度めの逮捕である詐欺編を先に書いていこうと思います。


というのも、この度このブログを書くことにしたのも、どん底を2度味わったこんな私でも這い上がって生きてる!!ということを伝えたいからです。
同じような経験をした人や、もしかしたらこれから経験するかもしれない、という人たちへ。


女性で複数回逮捕される理由として多いのは、やはり薬物か万引かみたいです。
女性進出が進んでいる中、まだまだ事件の容疑者として逮捕されるのは男性が多いのが実情の世の中みたいで、私は恐らくイレギュラー。


それではお話していきましょう。


その日は必然やってくる!?

そう、突然ではなく必然的に。
段々覚悟はしていました。
毎日何をしていても考えていること。
いつか終わりが来るけれど、この日がまさに1つ目の終わり。


逮捕令状見た時は本当に焦りました。だってまさかの二回目。しかも罪名が思ってもいなかったもので、心臓だけがバクバクといっていました。
もちろん抵抗できるわけもなく、流れとしては1度目と同じです。
手には鉄の塊、腰には縄。
たいしたものは何も持って行けず、財布と鍵ぐらいしか持って行けませんでした。


この段階ではまだ前回の経験もありそこまで危機感のない私。
ここから地獄が始まるとも知らないで。。、


着いたのは港区の留置場。


実は前回もここでした。
しかしながら前回のことは全く覚えていないに等しい私。
まずはどうしてこのような内容で逮捕されて~というところから始まり、弁護士云々~の話があります。
一回目と違うのは、私はここの時点で依頼する弁護士が決まっていたということ。


というのも、ここまでに来る日々の中で前回と違うのはとある知り合いに相談していました。
いざというときのために、お財布の中に友人・知り合い複数人の連絡先を入れていた私。
藁にもすがる思いで相談していた知り合いのT氏に連絡したいと申し出ます。
前回もでしたが、向こうから弁護士頼みますかって聞かれるのです。
その時にお金のない人や、取り敢えず弁護士を、という人は国選弁護人を頼みます。


私は国選弁護人は頼まず、T氏に聞いていた弁護士に頼むことにします。
今後の流れも不透明なまま、私は弁護士の到着をただただひたすら藁にもすがる思いで待っていました。


続く

私が2回も逮捕された理由をどうやって話していこう

特定商法取引法違反容疑にて逮捕

あれは何年前だったのだろう、もはや忘れてきてしまっていますが30歳を過ぎて少し経ったくらいの頃でした。


当時、とあるエステサロンに勤めていた私はボスのいいなりでした。
とにかくイエスマン!が素晴らしいと思っていました。


うちのサロンはターゲット層の女性を勧誘して契約するまで帰らせない、というガチコチの営業スタイルでした。
ここでは詳しくお話しませんが、それはもうとんでもないこともたくさんありました。


逮捕された日は当時付き合っていた彼とホテルに泊まっていた時。
朝かかってきた電話に恐る恐る出ると、、、
「今すぐサロンに(当時の住まい)戻ってきてください」
と言われました。


当時警察からの取り調べを受けていた私は担当の刑事さんの番号は携帯に登録してあったので、朝その番号からの着信を見て、心臓がかなりどくどくいっていました。
戻らないわけにはいかないので、彼に「行ってくる」と話し、サロンに向かいました。
彼にはある程度事情は話してあったのですが、まさかこの日から23日間、会えなくなるなんて、この時は思ってもいませんでした。


サロンに戻ると、ドアの前には複数人の警察官。
あ、これはまずいなと思いました。今までと空気が違う。
サロンに入るとまず捜査令状を見せられました。家宅捜査開始。
その後だったと思います。


「(捜査員)はい、こちらに来て~」
捜査官の前に行くと、
「はい、逮捕令状ね~」
「・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!」


その後捜査官が何を言っていたか覚えていません。
手に鉄の硬いものが嵌められました。
腰には縄。


この日初めてドラマの中で見ていた光景を体感しました。


詐欺容疑にて逮捕

二度目の逮捕について。
一回目の逮捕から、いまだにボスの元で働いていた私。


逮捕当時の状況は、ドン底まで落ちていたと思います。
前述と同じくここでは詳しくは書かず後日改めて書いていきます。
当時も取り調べを受けていて、二回目の特定商法取引法違反容疑かな、なんて話を私たちはしていました。
二度目はさすがにまずい、ボスは前回罰金になっているので今回は実刑かもしれない、お前ら二人(私ともう一人の子分)は前回何もなっていないからまだ大丈夫だけど、なんてことを話していた私たちは、、、、
2018年に詐欺の容疑で逮捕されました。


今度は自分の住んでいた家で、今回は時間はお昼過ぎ~ぐらいだったと思います。
またあの光景。
でも今回はなんだか嫌な予感がしました。


見せれた逮捕状は、私たちは思ってもいなかった内容。
まさか。遠いものだったと思っていた言葉が書いてある。
一回目と違い、情景を今度はよく覚えています。


30半ばにもうすぐなる手前、私は二回目の逮捕をされました。